武富士創業者の次男への賠償請求棄却

12月 6th 2012 -

コレねぇ...。難しい問題です...。
もちろん、経営者(経営陣)に責任はあると思いますが、
個人に対して損害賠償を求めるというのは、
若干、無理があるかと。
個人的には、今までしっかり儲けたのだから、
責任をとって、その中から少しでも弁済してほしいとは思います。
でも、法人と個人は別人格ですし...。
舵取りを失敗した責任を取ってほしいとは思いますが、
だからと言って、損害賠償が妥当とは思えないんです。
武富士がコケて、過払い金が吹っ飛んでしまって、
その分をどうにか回収したいという気持ちは、
よく分かるのですが、それでも、やっぱり違和感があります。
本件に関して言えば、どちらかというと否定的な考え。
2回目の弁済の可能性があるとはいえ、
3.3%の弁済率は、到底納得できるものではなく、
どうにかしたいという気持ちは良く分かります。
ただ、相手は、その道のプロですから、
その辺は抜かりなく、対策も考えていると思います。
もちろん、もどかしさもありますが、
悪い意味で「これが現実」かと...。
あと、
「武富士には多数の顧客がおり、すべての過払いを計算するのは現実的でない。減額せずに返済させたのは違法といえない」
という結論には、違和感を感じます。
「多数の顧客がいるので、過払い金の計算は現実的ではない」って?
「お客さんの数が多いから」って、それを単なるいい訳にして、
何にもしてこなかったのは、「怠慢」だと思います。
これは、武富士だけに限らず、
他の消費者金融業者(特に大手)にもいえますが...。
違法かどうかは別として、今でも、
業者が自ら身を正す(再計算)姿勢というのは、皆無です。
何にも言わなければ、黙っていようという魂胆で、
利用者(過払い金返還請求者)からの請求があってから、
やっとこさ対応するという、悪い意味での腰の重さ。
まぁ、
マイナス(損する)方向へ、自分から進んでいくというのは、
勇気がいることですし、経営的にもシンドイとは思うのですが、
それでも、自浄効果を期待したいところです。
特に、上場しているような会社であれば、
社会の模範となるべき行動をとってもらいたいものですが。
ちょっと、この結論には、納得できませんが...。
↓↓↓ ニュース ここから ↓↓↓
武富士創業者の次男への賠償請求棄却 高裁、過払い金で
 経営破綻(はたん)した大手消費者金融「武富士」の創業者の次男で元代表取締役の武井健晃氏に対し、横浜市内の5人が過払いした利息の一部にあたる計約700万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(斎藤隆裁判長)は29日、請求をすべて棄却した。
 7月の一審・横浜地裁は、5人のうち4人に対して計約420万円を支払うよう武井氏に命じていたが、高裁は取り消した。
 一審判決は、過払い金が発生する可能性を認識した2007年以降も武井氏がその分を減額せず、貸金を返済させたことは違法と判断した。しかし高裁判決は「武富士には多数の顧客がおり、すべての過払いを計算するのは現実的でない。減額せずに返済させたのは違法といえない」と結論づけた。
朝日新聞デジタル:武富士創業者の次男への賠償請求棄却 高裁、過払い金で – 社会

http://www.asahi.com/

national/update/1129/TKY201211290380.html
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