ゼロ和解締結後でも過払い金を取り戻せる力強い判決

2月 27th 2012 -

「お気に入りブログ更新情報」より。
ゼロ和解も過払金は返せ!(武富士判決UP)
ゼロ和解を締結していたとしても、
過払い金を返還請求できるという力強い判決。
判決のPDFファイルもありますので、
裁判の証拠資料としても力を発揮するかと。
本件の流れは、
・アコム・プロミス・武富士への返済に窮する
・武富士に取引履歴を請求
・過払い金があるのなら返してほしいと要望
・武富士から履歴の開示を受ける
・武富士がゼロ和解を提案
・ゼロ和解を受け入れる
・司法書士事務所にアコム・プロミスへの返済の相談
・司法書士がゼロ和解無効の可能性を示唆
・武富士の履歴を引きなおすと過払い金が発生
・ゼロ和解の無効と過払い金返還請求の訴訟を提起
・勝訴判決
という感じです。
(詳しくは、判決のPDFファイルをご覧ください。)
改正貸金業法の金利とか、グレーゾーン金利とか、
過払い金発生の仕組みとか、よく分かっていない利用者に対して、
一見、助け舟のような「ゼロ和解」を提示して、
ドサクサにまぎれて逃げ切ろうなんて、それはダメです。
まぁ、業者からすれば、少しでも利益を上げようと
悪い意味での「経営努力」だとは思うのですが、
過払い金が発生しているかどうかなんて、
引きなおし計算をすれば、すぐに分かることなんですから...。
この「バレなければ、OK」みたいな対応が、
貸金業へのイメージを悪くするのでは?と。
本件では、武富士とゼロ和解を締結した後でしたが、
アコム・プロミスの件で司法書士へ相談したので、
なんとか武富士の過払い金も取り返すことができましたが、
仮に、武富士だけだったら、そのまま終わっていたと思います。
専門家へ相談したことがファインプレーかと。
そして、
ゼロ和解無効の可能性を見出した司法書士のスーパープレイ。
勇気を出して一歩踏み出したことが、良い連鎖となりました。
私自身は、
過払い金返還請求は自分でやるべきだと思っています。
ただし、自分でやるからには、それなりの勉強も必要です。
(ネットで検索すれば、ほとんどの問題は解決しますが。)
でも、自信が無い人は、
専門家(弁護士・司法書士)に依頼する方がベターかと思います。
本人請求・専門家依頼、共に、メリット・デメリットがあるので、
どちらが良いのか?は、一概には言えませんが、
状況にあわせて判断していただければと思います。
で、思いっきり私見ですが、
業者がゼロ和解を提案してくるということは、
かなりの確率で過払い金が発生していると考えてOKかと。
ネット等で、情報収集をして、
ある程度の知識があれば大丈夫かと思うのですが、
切羽詰った状態で業者の窓口で相談したら、
ゼロ和解の誘い水に乗ってしまうのも、致し方ない部分もあるかと。
そう考えると、本件の、
ゼロ和解締結後でも過払い金を返還請求できるという判決は、
とても心強いモノ。
いつも貴重な判例をアップしてくれることに感謝です。

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